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shimoa

神戸揺腕法講座用レジメ#9

13時30分

腕震

 中指が床に垂直な状態で、腕を回転させる腕震を行います。

 最初はゆっくり、ドリルで地面を掘るように初めて、徐々にスピードをあげていきます。この時にできるだけ中指がブレないように回転させてください。中指の先から腕の真ん中にラインが出てくるイメージで、さらに体の奥の方に繋がっているイメージです。これは素手で行っても構いませんので、ちょっとした隙間時間にやることをお勧めします。

5分

13時35分


円弧の揺腕

 それではようやく揺腕です。まずは真っ直ぐ前後に振ってみましょう。この時大事なのは前後の振り幅が一緒であることです。まずはA列の人から始めましょう。始める前にB列の人に対して横になってください。こうするとB列の人は振り幅がわかるはずです。

 腕を振る時は最初は小さく、段々と大きくしていきます。ただし前後の振り幅は同じようにしてください。終わる時は逆に段々小さくしていって、止まったところで少し余韻を感じます。

3分

 どうでしょう? B列の人はまだコメントはしなくていいので、どんな感じだったか覚えておいてください。今度は同じことをB列の人がやります。

3分

 おそらく前後が均等という人はほとんどいないと思います。もしいたら困るくらいです。当たり前のことですが人間の腕は前には振りやすいのですが、後ろには振りずらい、というかそもそも意識していないんですね。ですから揃っていなくても気にする必要はありません。


 それではもう一度やってみましょう。最初のスタートの位置に戻って。今度はみなさん一緒にやります。

 まず、後ろにゆっくりギギギと腕を持っていきます。無理に持っていく必要はありません。突っ張り感などを含めて、自分なりに適度な角度を探してください。そうしたら腕を戻します。ただし前には振りません。側中面を超えないように、中指が床に垂直になるところで止めてください。

 そうしたら先ほどの後ろの自分にとって適度な角度まで振ります。これを繰り返して、後ろの角度を体に染み込ませてください。最初はゆっくりギギギと、段々わかってきたら少し速度を上げていきます。


 それでは、いよいよ前に振ります。まずは側中面からゆっくり、この時、後ろに振った角度、幅と同じようにしてください。今度は真ん中で止める必要はありません。そのまま後ろも振ります。ギギギ、ギギギ、と最初はゆっくり、慣れてきたら少しずつ自然に振ります。

 振る軌道は自分の左右に線路があるイメージです。

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